ワークショップの最初に「終わった時にどうなっていたら最高ですか?」と言うしつもんをします。
これは、このワークショプに参加してどんなことを学びたいのか?を意識すること、そして明確にするために行っています。
この部分がブレてしまうと、ゴールになかなかたどり着かなくなってしまいます。
さて、あなたの子どもがスポーツを始めた時、どんな気持ちで送り出してあげたでしょうか?
「楽しんでほしい」
「体力がついてほしい」
「礼儀を学んでほしい」
などが多いと思います。
これが、始めた時のゴールだっと思います。
学年が進んでいくと、いつの間にか勝負にこだわるようなっていき
家でコーチのようにダメ出しをしている事があると聞きます。
学年によってゴールが変わっていくことはあると思います。
しかし子どもたちに伝えずにこれをしてしまうと、子どもたちは混乱します。
子どもたちは、
自分の行動に共感してもらいたい。
そして、承認してもらいたい。
と思っています。
スポーツの練習や試合で、コーチにいろいろ言われて帰ってきて、
家でもコーチのようにお家の人から言われたらどうでしょうか?
自分の居場所がなくなり、家族でも会話がなくなっていく事が想像できますよね。
最初のゴールを忘れずに、保護者はどんな応援ができるのか?
練習や試合の様子は、子どもたちも話をしたいと思います。
なので、
「どうだった?」
と聞いてあげてください。
その時に、良かった悪かったではなくて、しっかりと話を聞いてあげてください。
それから、
「次はどうしたい?」
などのしつもんを投げかけてみてください。
きっと、次への目標や改善点を考えて出てくると思います。
子どもたち自身で気づく事が大切だと思います。
保護者はコーチじゃないということ、
そして子どもたちがどうしたらゴールを実現できるか?に寄り添ってあげてください。
保護者がゴールを押し付けてしまうと、いつの間にか、子どもたちは親を言い訳にするようになってしまします。
あなたが思い描く子どものゴールは何ですか?
しっかりとゴールを決めて行動をすることを心がけてみてください。