昨日はどれだけイメージができるかを書かせていただきました。
イメージの話をすると、良いことばかりをイメージします。
これもすごく大切なことですが、壁(できないこと)をイメージしておくことも大切です。
この部分を意識しておけば、想定外という事がなくなってきます。
事前準備ですね。
もし、〇〇ができなかったらあなたはどうしますか?
と考えてみて下さい。
すると対応策が出てきますよね。
これがたくさんあれば、困った時の引き出しとなり、常に進む事ができます。
しかし、この対応策がないと立ち止まってしまいます。
このことは、普段の練習での考え方にも当てはまると思います。
あるチームのサポートをした時の話です。
点数が取れなくなってタイムをとった時に選手から
「どうしたらいいですか?」としつもんを受けた事がありました。
練習では対応策を考えて経験してもらっていたつもりでした。
しかし、選手たちにはその事が伝わり切れていなかったので、どうしたらいいのかわからないという状態になってしまっていたのです。
練習は試合のために選択肢を増やすためにいろんなことを想定している。
この部分って指導者と選手で通じてない事が多いのではないでしょうか?
保護者の方は少し選手にアドバイスしてあげてもいいかもしれませんね。
「今日の練習は試合でどう活かせると思う?」
そんなしつもんで、選手は気づきを得ると思います。
目標を立てるときも、そんな選択肢がたくさんあったら「やれる」「できる」って思いませんか?
子どもたちや選手と目標の話をする時に、どんな困難があって、それはどうやって乗り越える?って聞いてあげて下さい。
もし、大人の目線で少し足りないなと感じたら、
「なるほどね、ではこんな壁が出たらどうする?」と問題点を少しづつプラスしてあげてみて下さい。
答えは、子どもたち選手が持っています。
だから聞くだけでいいと思います。