年末から年始にかけて、様々なスポーツの大会が行われました。
そんな中、ある監督さんやプロ選手が、大会日程について意見を述べていました。
協会がプレイヤーズファーストと打ち出しているのに、おかしいと言うものでした。
スポーツ界では、プレイヤーズファーストと言う言葉が徐々に広がってきています。
数年前に講演させて持った時には、「プレイヤーズファーストって何?」と言われた事もありました。
プレイヤーズファーストの考えとは、文字の通り「選手を一番に考えること」です。
さて、しつもんをする時、相手のことを考えて、しつもんができているでしょうか?
ある方と、しつもんの練習をしていた時、
「そのしつもんは、あなたが知りたいことを聞いてるだけでしょ」
「そのしつもんだと、答えを誘導してないですか?」
など、アドバイスを頂いたことがありました。
相手のことを聞こうと思っていたのですが、いつの間にか自分の想いを押し付けるようなしつもんになっていました。
私たち、しつもんメンタルトレーニングインストラクターが大切にしてる10か条があります。
10か条の中に「コントロールしない」や「ジャッジしない」と言うものがあります。
しつもんの仕方で、答えが変わってきます。答えを良い、悪いとジャッジしてしまうと、相手は答えに対して正しいものは何かを考えるようになります。
なので、いつの間にか答えをコントロールすることにも繋がってしまいます。
しつもんの仕方について考えて、選手のためになるしつもんをしてくださいね。